2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ラギッド・ガール

飛浩隆『ラギッド・ガール』(ハヤカワ文庫JA) 多くの人が読んでいるので今更なのだが、あまりにもよかったので感じたところを素直に書いておくことにした。Jコレで購入していたのだが、文庫落ちしたものも購入して、文庫で読了。『グラン・ヴァカンス』(…

ラギッド・ガール

飛浩隆『ラギッド・ガール』(ハヤカワ文庫JA) 多くの人が読んでいるので今更なのだが、あまりにもよかったので感じたところを素直に書いておくことにした。Jコレで購入していたのだが、文庫落ちしたものも購入して、文庫で読了。『グラン・ヴァカンス』(…

「希望」という名の船にのって

森下一仁『「希望」という名の船にのって』(ゴブリン書房) もし自分に小学生ぐらいの子供がいたら、優しく読んであげたいジュヴナイルSF。シベリアの永久凍土の下に閉じ込められていた病原体が活動を開始し、動植物関係なくに感染。この病原体により、汚染…

「希望」という名の船にのって

森下一仁『「希望」という名の船にのって』(ゴブリン書房) もし自分に小学生ぐらいの子供がいたら、優しく読んであげたいジュヴナイルSF。シベリアの永久凍土の下に閉じ込められていた病原体が活動を開始し、動植物関係なくに感染。この病原体により、汚染…

荻原魚雷

荻原魚雷『古本暮らし』(晶文社) 荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社) 読んだ人の心に何かさざ波を立てることのできるエッセイというのが世の中には存在する。本書はまさにそのタイプのエッセイで、文章はいたってやさしく、とてもやわらかい。文章のテ…

荻原魚雷

荻原魚雷『古本暮らし』(晶文社) 荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社) 読んだ人の心に何かさざ波を立てることのできるエッセイというのが世の中には存在する。本書はまさにそのタイプのエッセイで、文章はいたってやさしく、とてもやわらかい。文章のテ…