2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ライヴ・ガールズ

レイ・ガートン『ライヴ・ガールズ』(文春文庫) 先日本を整理していて、出てきた。帯つきをようやく入手し(なのでダブっている)、久々にホラーを読むかと思って読んだ。やっぱりスプラッターパンクは帯つきで集めておきたいところだ(多分ついていない本…

ライヴ・ガールズ

レイ・ガートン『ライヴ・ガールズ』(文春文庫) 先日本を整理していて、出てきた。帯つきをようやく入手し(なのでダブっている)、久々にホラーを読むかと思って読んだ。やっぱりスプラッターパンクは帯つきで集めておきたいところだ(多分ついていない本…

郵便屋

芹澤準『郵便屋』(角川ホラー文庫) いまさらながら、第一回日本ホラー小説大賞佳作を読む。携帯メールの時代になると、流石に本書は陳腐化をまぬがれない。ある程度この賞の作品はフォローしていたけど、佳作については放置していたことが多い。ともあれ、…

郵便屋

芹澤準『郵便屋』(角川ホラー文庫) いまさらながら、第一回日本ホラー小説大賞佳作を読む。携帯メールの時代になると、流石に本書は陳腐化をまぬがれない。ある程度この賞の作品はフォローしていたけど、佳作については放置していたことが多い。ともあれ、…

陋巷に在り 儒の巻

酒見賢一『陋巷に在り 儒の巻』(新潮文庫) 古代中国の孔子の弟子顔回を主人公とした小説。「古代中国において実はサイキックな呪術(儒)が、現実世界にも深くかかわっていた」という考察のもとに、孔子を取り巻く政治・社会を大胆な切り口で再構築すると…

陋巷に在り 儒の巻

酒見賢一『陋巷に在り 儒の巻』(新潮文庫) 古代中国の孔子の弟子顔回を主人公とした小説。「古代中国において実はサイキックな呪術(儒)が、現実世界にも深くかかわっていた」という考察のもとに、孔子を取り巻く政治・社会を大胆な切り口で再構築すると…

バレエ・メカニック

津原泰水『バレエ・メカニック』(ハヤカワ文庫JA) 2009年の日本人作家SFベスト決定。すぐれた小説を読んでいると、時を忘れることが多いけど、この小説は読み終えるのがもったないぐらいだった。幻想文学好きなら必読でしょう。あっという間に読み終わる…

バレエ・メカニック

津原泰水『バレエ・メカニック』(ハヤカワ文庫JA) 2009年の日本人作家SFベスト決定。すぐれた小説を読んでいると、時を忘れることが多いけど、この小説は読み終えるのがもったないぐらいだった。幻想文学好きなら必読でしょう。あっという間に読み終わる…

不定期エスパー1

眉村卓『不定期エスパー1 <護衛員イシター・ロウ>』(徳間文庫)全八巻からなる壮大なSF巨篇。先日ようやく本の墓場から発掘して読み始めたら面白い面白い。僕は眉村卓という作家は経済学における新制度学派(ノーベル経済学賞を受賞しているロナルド・…

不定期エスパー1

眉村卓『不定期エスパー1 <護衛員イシター・ロウ>』(徳間文庫) 全八巻からなる壮大なSF巨篇。先日ようやく本の墓場から発掘して読み始めたら面白い面白い。僕は眉村卓という作家は経済学における新制度学派(ノーベル経済学賞を受賞しているロナルド…

夜は一緒に散歩しよ

黒史郎『夜は一緒に散歩しよ』(メディアファクトリー文庫) 第一回『幽』怪談文学賞受賞作で、黒史郎氏のデビュー作。過去彼の作品は一迅社J文庫の2冊を読んだけど、ラノベなのに容赦ない殺戮やクトゥルーネタでビビらされた記憶が新しい。本書はなんとも…

夜は一緒に散歩しよ

黒史郎『夜は一緒に散歩しよ』(メディアファクトリー文庫) 第一回『幽』怪談文学賞受賞作で、黒史郎氏のデビュー作。過去彼の作品は一迅社J文庫の2冊を読んだけど、ラノベなのに容赦ない殺戮やクトゥルーネタでビビらされた記憶が新しい。本書はなんとも…

法王計画

クリフォード・D・シマック『法王計画』(ハヤカワ文庫SF) シマックは比較的読んでいる作家だったのだが(とはいえ『都市』を読んでいない。できればSFM(200号持っているかわからない…)に載っている「終章」とともに読みたいため)、この長編は…

法王計画

クリフォード・D・シマック『法王計画』(ハヤカワ文庫SF) シマックは比較的読んでいる作家だったのだが(とはいえ『都市』を読んでいない。できればSFM(200号持っているかわからない…)に載っている「終章」とともに読みたいため)、この長編は…