2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

スロー・リバー

ニコラ・グリフィス『スロー・リバー』(ハヤカワ文庫SF) ネビュラ賞を受賞したということで、何となく読み始めた本。物語はスローペースで、ややかったるいのだがラスト付近であっと驚く方向に収束するので、気が抜けない本ではあった。そういった意味で…

スロー・リバー

ニコラ・グリフィス『スロー・リバー』(ハヤカワ文庫SF) ネビュラ賞を受賞したということで、何となく読み始めた本。物語はスローペースで、ややかったるいのだがラスト付近であっと驚く方向に収束するので、気が抜けない本ではあった。そういった意味で…

セックス・スフィア

ルーディ・ラッカー『セックス・スフィア』(ハヤカワ文庫SF)翻訳が出たのは1992年。ラッカーは『ホワイト・ライト』、『時空ドーナッツ』、『空洞地球』、『ソフトウェア』(すべてハヤカワ文庫SF)と読んできて、ハズレがないのでこのまま読み続…

セックス・スフィア

ルーディ・ラッカー『セックス・スフィア』(ハヤカワ文庫SF) 翻訳が出たのは1992年。ラッカーは『ホワイト・ライト』、『時空ドーナッツ』、『空洞地球』、『ソフトウェア』(すべてハヤカワ文庫SF)と読んできて、ハズレがないのでこのまま読み続…

AD2015隔離都市ロンリネス・ガーディアン

桜庭一樹『AD2015隔離都市ロンリネス・ガーディアン』(ファミ通文庫) いまやラノベ作家から天上りして直木賞受賞作家に転じた桜庭一樹のデビュー作。ブックオフで地道に探せば出てくる可能性もあるのだが、これがなかなかみつからない。地方都市のブ…

AD2015隔離都市ロンリネス・ガーディアン

桜庭一樹『AD2015隔離都市ロンリネス・ガーディアン』(ファミ通文庫) いまやラノベ作家から天上りして直木賞受賞作家に転じた桜庭一樹のデビュー作。ブックオフで地道に探せば出てくる可能性もあるのだが、これがなかなかみつからない。地方都市のブ…

アンナ・カヴァン『氷』(バジリコ) 藤原編集室さんのおかげで、23年ぶりに全面改訳版が実現。本当、ありがたいことです。内容面ではサンリオSF文庫版からは大きな異同はないものの、訳文がかなり手直しされていて、やや印象は変わっていた。B・オールデ…

アンナ・カヴァン『氷』(バジリコ) 藤原編集室さんのおかげで、23年ぶりに全面改訳版が実現。本当、ありがたいことです。内容面ではサンリオSF文庫版からは大きな異同はないものの、訳文がかなり手直しされていて、やや印象は変わっていた。B・オールデ…

フリアとシナリオライター

マリオ・バルガス=リョサ『フリアとシナリオライター』(国書刊行会) 国書刊行会の文学の冒険シリーズで出ていた本で、分厚さにめげてしばらく放置していたものの、読み始めたら面白くなり、飛行機の中で読了。リョサの実生活がベースになったコメディ小説…

フリアとシナリオライター

マリオ・バルガス=リョサ『フリアとシナリオライター』(国書刊行会) 国書刊行会の文学の冒険シリーズで出ていた本で、分厚さにめげてしばらく放置していたものの、読み始めたら面白くなり、飛行機の中で読了。リョサの実生活がベースになったコメディ小説…